くじら料理講習会「ハリハリ鍋」を実施しました!

くじら料理講習会 「ハリハリ鍋を作ろう」

ハリハリ鍋(西日本の代表的鯨料理くじら勝利
鯨のハリハリ鍋(画像:日本日芸協会提供)

去る平成30年2月25日。下関市の唐戸市場・魚食普及センターにて、「くじら料理講習会“ハリハリ鍋を作ろう”」 を、『下関くじら食文化を守る会』の主催で催されました。

関くじら食文化を守る会»サイトはこちら

プロ講師の手ほどきで、作る・食べる! で盛り上がり

鯨料理講習会「ハリハリ鍋」20180226
鯨料理講習会「ハリハリ鍋」20180226朝日新聞記事と講習会の様子

岡崎精肉店(北九州・旦過市場)の岡崎敏明氏を講師に招き、20名の方が参加され、西日本の代表的な鯨料理「ハリハリ鍋」を作って・食べて、とっても楽しく、美味しいひと時でした。

レシピはこちら»日本捕鯨協会「鯨のハリハリ鍋」

スーパーマーケット・トレードショー2018に出展しました!

スーパーマーケット・トレードショー2018に出展しました!

幕張メッセにて、2018年2月14日(水)、15日(木)、16日(金)の3日間開催された、『第52回スーパーマーケット・トレードショー2018』に出展しました。

スーパーマーケット・トレードショー2018

■ 第13回こだわり食品フェア2018
■ デリカテッセン・トレードショー2018
■ 第3回外食FOOD TABL

なども同時開催され、全日程とも天候にも恵まれ、総計8万数千名の来場者がありました。

マル幸は、“くじら製品”・“ふぐ製品を展示”!

スーパーマーケット・トレードショはスーパーマーケットを中心とする食品流通業界に最新情報を発信する商談展示会で、全国のスーパーなどの小売業をはじめ、卸・商社・中食・外食の分野、そして海外からも沢山のバイヤーが来場されました。

山口県のブースで鯨やふぐ製品を展示
山口県のブースで鯨やふぐ製品を展示

私たちマル幸は、「地方・地域産品ゾーン」の山口県ブース(やまぐち産業振興財団)の中に出展し、もちろん“くじら製品”・“ふぐ製品”を展示、沢山の方たちに、鯨肉や鯨加工品などを知っていただけた、よい機会となりました。

今後も、このような機会を持ち、もっともっと、鯨の美味しさを伝えていきたいと思います。

沢山のご来場、誠にありがとうございました。

»スーパーマーケット・トレードショー公式サイト

山口県の風習「節分には「鯨」を食べる!?」‐くじら歳時記vol-1)

さあさあ、もうすぐ節分。豆まきの季節ですね。「恵方巻き食べるんだよ!」 って方もいらっしゃる?
いや、山口県には、もっと違うものを食べて、新しい1年を願う習慣があるんですよ!

節分は1年に4回!?

山口県では節分に鯨を食べる?「節分」は、毎年2月の始め、だいたい3日か4日頃にやってきます。
これは、“春の節分”の事を呼んでいるんですね。

「えっ、他にも節分があるの??」

そうなんです。節分とは、旧暦において4つの季節を分ける日の事で、季節の始まりの日の前日、つまり「立春」・「立夏」・「立秋」・「立冬」の、前の日の事なんですね。

1年のスタートは「立春」、節分には「豆まき」

“春”がスタートの季節。特に昔は農事の始まりとして、やっぱり1年のスタートは「立春」なんですね。ですから“旧正月”もこの頃です(月の動きも考慮していたので毎年時期は違っていた)。
なので、「節分」と言えば「春の節分」のことなんです。「節分」は1年が終わる節目の日。新しい1年に向かって、いろいろな願い事をするなんてのは人情ですよね。

節分と言えば「豆まき」。この豆まきは、一般的には「福は内、鬼は外」との掛け声とともに、炒った大豆の“福豆”を撒いて、邪気を払う大昔からの風習で、年の数か1つ多く豆を食べると、体が丈夫になり、風邪をひかないと言われでいますね。
また、邪気除けの柊鰯(wikipedia)などを飾る所もあるそうですよ。

恵方巻き? いえ、山口県では「節分は鯨」を食べる!

鰯を食べるという地域(主に西日本)もあるそうですが、中には、けんちん汁(関東)やこんにゃく(四国)、はたまた“節分そば”を食べる所まであるそうです。
まあ、近年はスーパーやコンビニの販売戦略(笑)で、多くの人が昔からの地域の風習とは関係なく食べているようですね。

しか~し! 『山口県には、「節分に“鯨”を食べる」風習・行事』があるんです。

鯨の刺身「大きいものを食べると縁起が良い」とされていて、一年の節目にあたる節分に「くじら」を食べる事は、「大きな幸せ」を願ったり、「大きく元気な子に成長」して欲しい、「心や志を大きく」という、鯨の大きさに託した、春を呼び、新しい1年をよい年にと願う風習です。

鰯の場合は、「弱し」や「卑し」に似た語から、弱く、卑しく、臭いのある鰯を食べることで「陰の気」を消すということからきているそうです。

「鯨・くじら」は、その逆で、鯨の大きさや雄大さ、どこまでも海を泳いでいける力強さなどにあやかろうという気持ちや願いの表れなのdしょう。

鯨は、刺身・くじらベーコン・鯨の皮の煮物・おばいけ・竜田揚げ・・・ どれも美味しそうですが、私はやっぱり、「畝須ベーコン」でビール!! ってのが最高です。ハイ。
この組み合わせが頭に浮かんだ以上、ともかく、今年の「節分には鯨」を食べる事にします(ザッツ・オール・ライト‐福笑)。

追伸:今私がビールと食べたい「鯨の畝須や畝のベーコン」がセットはコレです。 »鯨詰合せ‐Bセット 〔赤身刺身・畝須ベーコン・おばいけ・竜田揚〕